Webに詳しい社員にホームページ更新作業を任せてなぜ失敗する?
一人の社員に任せっきりになって失敗する典型的なパターン。
もともと、趣味でWebの世界を良く知っていたり、Webに詳しい人間を新たに雇って、ホームページ(Webサイト)の運営をすることがよくあります。
しかし、詳しいといっても、所詮、素人レベルの話で、企業のホームページ制作となると不適切な表現が見られたり、時代遅れの技術だけに走り、企業が伝えたい内容を伝えられていないホームページを良く見かけます。
また、担当者一人に大きな負担が圧し掛かることも問題です。
陳列が得意なだけでは商売にならない
Webに詳しいというのは、店舗における商品陳列が得意というのに似ています。
しかし、商売は、商品が売れてこそ商売です。
どんなに綺麗に商品陳列できても、商品の魅力をアピールできていなかったり、そもそもその商品自体に魅力がなかったり、店員の態度が悪かったりしたら、物は売れません。
店員が一人では無理
商品を売るには、マーケティング、商品の仕入れ、在庫管理、商品陳列、接客、顧客管理・・・と様々な業務が存在します。
それを陳列が得意なだけの一人の人間に任せてしまうのは、あまりにも無理があり、負担が大きすぎます。
そして、他の社員はまるで管理職のように、「あれやれ!これやれ!」と指示だけ出して、任せっきりになってしまっては、担当者は負担が大きすぎて倒れてしまいます。(病気になったり、辞めたり・・・)
それでは、まるでイジメです。
担当者の負担過多でホームページはボロボロ
できない人間に限って、ホームページ(Webサイト)構築は、簡単だと思っています。
そして、気軽に担当者にすべてを任せることで、担当者一人に多くの仕事が集中します。その結果、担当者は残業や徹夜続きで、まともな仕事ができなくなります。
特にWebサイトの構築は緻密な構造の上に成り立っているので、ちょっとしたミスが大きな欠陥につながります。(リンク切れや記事の掲載ミスなど)
それは、企業のホームページにとって致命的な欠陥です。
「Webに詳しい」は、商売に詳しいではない
Webの技術に詳しいことで、担当者に任命してしまうと、思わぬ結果に見舞われます。
ホームページは、店舗と同じです。
担当者は、商品の販売や接客に長けているべきなのです。多少Webの技術に詳しいだけの人間が担当者では、チカチカさせたり、無意味に写真を動かしたりと、一昔前の素人が好きな安っぽい演出を取り入れただけの時代遅れで見当違いのホームページになってしまいます。
ホームページ制作ソフトを使えるだけの担当者
ほとんどの中小企業のWeb担当者は、ホームページビルダーやDreamWeaverなどのホームページ制作ソフトを使えるというだけで、担当者になっているパターンが多いようです。
必然的に入社したばかりの若い社員だったりします。そのような社員は、自社の事業内容さえしっかり把握していなかったり、ましてや商売に関しては、まったくのド素人なわけです。
何が大切かわからない
そのような新人社員では、会社にとって何が大切か、またホームページに訪れるユーザーにとって何が大切かなどを理解できていません。
私もいろいろとアドバイスするのですが、その意味すら理解できないことが多いです。その部分は社員教育の範囲ですね。それは、社内でお願いします。。。
最も重要なセクションだと認識すべし
これから、益々、企業におけるホームページの役割は重要になってきます。
出来ることなら、ホームページを新しい事業部門として捉え、会社で最も優秀な社員をWeb担当にするべきです。
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